学校日記

自主的に勉強する

公開日
2024/10/16
更新日
2024/10/16

生魂っ子

生魂っ子386
学力向上の基は主体性です

 授業中や休憩時間によく校内を回っています。授業時間に見せる真剣であったり、集中したりしている児童の顔も小学生らしくて好きですが、休憩時間に仲良しのお友だちとニコニコ笑顔でお話しているリラックスした表情を眺めているのもとても楽しい気分になります。
 休憩時間に廊下を歩いていると3年1組の児童が教室に招いてくれました。ふと後ろの黒板を見ると、ノートが飾られていました。授業で使っているノートではありません。毎日の漢字練習や計算練習、音読などとは別に家庭学習で行っている「自主学習」のノートです。
 担任の先生に尋ねると、最近 自主学習 の取り組みを始められたそうです。それで、よく頑張っている児童のノートを、他の児童が参考にできるようにと掲示していたそうです。
 1冊は、おばあちゃんの家の畑で種から育てているゴマの成長記録、もう1冊は、自分で作ったティラミスについてまとめた内容でした。どちらも自分が実践したことをまとめた内容でした。素晴らしい内容ですね!
 本校の児童には、学校で学んだ勉強のやり方を活用して、先生や誰かが教えてくれるのを待つのではなく、わからないことは自分からどんどん聞いて学ぶ「自主性」のある子になってほしいと考えています。
 また、自分の意志で判断して行動できる「主体性」のある子になってほしいと期待しています。
 自主学習は、漢字をきれいな字で書く練習や計算の練習、勉強の復習やこれから学ぶところの予習、といった内容で十分だと思います。大事なことは、自分で課題を見つけて、自分から学習を続けることです。
 児童一人ひとりが自分の学び方を見つけ、受け身ではなく楽しみながら興味関心を深めていくことが、「学びの姿勢」につながっていくのではないでしょうか。