生魂っ子689
　１年間を振り返って

＜校長先生のお話＞

　「皆さん、おはようございます。いよいよ１年間の最後の登校日になりました。皆さん一人一人が1年間頑張って、今日を迎えられたことを嬉しく思います。
　さて、１学期や２学期の終わりは、終業式といいました。今日、３学期の終わりの式は、修了式といいます。修了式の「しゅう」は「終わり」という字ではなく、修学旅行や修行などで使う「おさめる」という漢字を書きます。
　皆さんはこの後、担任の先生から通知票をいただきますが、その中にはこの３学期のがんばりや成長が書かれています。校長先生は、その内容から、今誰もが一人残らず、この１年間しっかりがんばり、次の学年に進むための準備ができていることがわかりました。よく頑張りましたね。
　でも、ここで、特別チェックしてみましょう。
　今から７つのことについて質問します。皆さんは自分がいくつできているか数えてみましょう。今から言う７つのうち、６つはとても簡単なことです。生魂小学校の子どもたちならば誰でもできていることばかりです。ではいきますよ。担任の先生よく見ていてくださいね。

●１つ目、おはよう、ありがとう等の挨拶は、相手に気持ちがきちんと伝わるように言うことができた。
●２つ目、いつでもどこでも先生の話を目と耳と心で聴くことができた。
●３つ目、友達が嫌がったり、困ったりするようなことを言ったりやったりするような、いじめは絶対にしていない。
●４つ目、家や学校のきまりを守って生活できている。つまり、登校時間を守ったり、校舎内では走らなかったり、不注意によるけがをしなかったり、決められた宿題を忘れずにやってきたり…家や学校のきまりを守って生活できましたか？
●５つ目、先生やおうちの人、地域の人に注意されたことは素直に聞いている。また、生魂小学校の代表として恥ずかしくのない行動ができた。
●６つ目、勉強や宿題、読書等の勉強を毎日している。
●最後７つ目、学校の宿題のほかに、自主学習ノートでの勉強や読書など、自分から進んで自主的・自発的に勉強をしている。

　全部、できた人は、生魂小学校の子どもとして合格です。胸をはって次の学年に進みましょう。
　残念ながらできていなかったことが一つでもある人。さぁ大変です。この春休みに頑張って全部できるようになっておきましょう。そうでないと、４月に入ってくる１年生に、私は小学校のお姉さんですよ、僕は小学校のお兄さんですよ、と言えません。
　また、来年度、生魂小学校は、創立１５０周年を迎えます。６年生は卒業してしまいましたが、来年度の６年生を中心に大阪市一、日本一の小学校にしたいと考えています。みんなで力を合わせて、ぜひ頑張りましょう。
　さあ、明日から約２週間春休みになります。くれぐれも健康と安全に気を付けて、そして規則正しい楽しい時間を過ごすようにしましょう。
　４月の始業式に、一つ上の学年になった皆さんに会うのを楽しみにしています。」