学校日記

話を聴く態度◎

公開日
2025/03/21
更新日
2025/03/21

生魂っ子

総合的読解力を究める105
生魂っ子691
生魂っ子の自慢は「話を聴く態度」

 令和5年度に私(校長)が着任した時、本校の学力が総点としては市平均点よりは高いのに領域別にみると「話す・聞く」「書く」の領域が格段に低いことが気になりました。これらの力は、正に学校で付けるべく能力です。そこでこれまで以上に各学級での学級指導を通じて、児童が先生の話をしっかり聴いて考え、学ぶことに取り組んできました。併せて昨年度より、児童の聴く力を育てる手立ての一つして、「全校朝会での校長講話を聴いて、自分の考えを書く」という活動を年4回、2年間取り組んできました。
 その成果もあり、経年調査では4年生の「話す・聞く」は昨年度より9.5P「書く」は昨年度より10.1P上がりました。また、5年生の「話す・聞く」は昨年度より24.4P「書く」は昨年度より29.8P、6年生の「話す・聞く」は昨年度より18.8P「書く」は昨年度より0.8P上がり、全ての領域において大阪市平均を上回りました。
 そういった一つ一つの学びの積み重ねもあり、今日の修了式での児童が話を聴いている様子は、とても良かったです。どの場面をどの角度から見ても一人ひとりがしっかりと話をしている方を向いて、相手が何を話そうとしているのかを一生懸命に聞き取ろうとする児童が多くみられました。
 主体的に学び・協働的に学ぶことによって学力は定着していきます。その基礎基本は、相手の話がしっかり聴けることです。次年度の生魂小学校がますます楽しみです。