学校日記

9月29日(火)月見団子いろいろ

公開日
2020/09/29
更新日
2020/09/29

お知らせ

今日の給食はお月見の行事献立として、芋を使った「一口がんもとさといものみそ煮」、白玉もちを使った「みたらしだんご」が出ました。

月見は、旧暦の8月15日(十五夜)と9月13日(十三夜)に月を鑑賞する行事です。芋やだんごを供えたり、すすきをかざったりして、お月見をします。
このように十五夜には、さといもが供えられることから「芋名月」とも言われます。それ以外にも、柿や梨など秋の収穫物も供えられます。

さて、月見団子といえば、どんな形を思い浮かべますか?実は月見団子は地域によってさまざまな種類があります。
月見団子を言われてイメージする人が多い、白くてまん丸な月見団子は関東地方に多い月見団子です。
少し離れた名古屋では、茶色・白色・ピンク色のしずく型のおもちを食べるそうです。しずくの型は、その頃収穫される里芋に見立てているそうです。同じ東海地方でも、静岡の月見団子は「へそもち」と呼ばれ、上が少しへこんでいる形だそうです。
関西の月見団子は、しずく型のおだんごにあんこが巻いてあるのが特徴です。これも、芋名月にちなみ、里芋をイメージしたとされています。
中国・四国地方では、串にささったものが一般的だそうです。
沖縄県の月見団子は「フチャギ」と呼ばれるもので、もちの周りに塩ゆでしたあずきがまぶされています。
このように、月見団子一つとっても、日本の中でもさまざまです。この機会に行事食や郷土料理について調べてみるのも面白いと思います。

今年の十五夜は10月1日です。晴れて、きれいなお月様が見られると良いですね。