6/17 あらためて考えさせられました
- 公開日
- 2021/06/17
- 更新日
- 2021/06/17
6年
6年生の授業のようすです。
6年生は社会の授業で、西淀川納税協会の方を講師に招き、「租税教室」の勉強に取り組みました。
「働いて税を納めることは国民の義務」と定められています。そんな難しいことは知らなくても、大人になったら税を納める・税が国や府や市の活動の元になっている---6年生であればそれくらいのイメージはあると思います。でもたくさんお金をとられて負担なものというマイナスなイメージもあるのではないでしょうか。
授業を観に行くと、ちょうどビデオを視聴しているところで、失礼ながら「ちょっと6年生には幼すぎるかな」と感じたのですが、観ているうちについあらためて考えさせられてしまいました。「税がなくなった国」のようすです。
●火事をおこして助けられました。消防署は「会社」になっているので多額のお金を請求されます。
●交番にいきました。道案内はいくら、犯人逮捕はいくらと料金がきまっています。
●道を通ろうとします。通行料を請求されました。
●ごみは集める人がいないのでほったらかしです。
---こういうものごとは「公共サービス」ですが。税がなくなるとともに「公共サービス」もなくなってしまいます。
税は大切です。税の使い道を知って意識することも大切です。使い道を決めるのは政治の仕事ですが、政治の仕事をする人を選ぶのは我々です。そういう基本的な社会の仕組みをしっかりと考えられる人に育ってほしいです。