五目とは 今日の給食から
- 公開日
- 2025/06/10
- 更新日
- 2025/06/10
令和7年度 給食
今日の献立には、五目汁がありました。
「五目」という言葉は、室町時代にはすでに使われていたと考えられています。例えば、「五目ご飯」の起源は室町時代の「ほうはん(芳飯・包飯・苞飯・餝飯・法飯)」にさかのぼり、江戸時代中期には「ごもく飯」と呼ばれるようになりました。
また、「五目」という言葉は単に「五種類の具材が入っている」という意味ではなく、「さまざまなものが入り混じっている」という広い意味を持っています。これは中国の「五行説」に由来し、食材のバランスを整える考え方と結びついているとも言われています。
食文化の発展とともに、「五目豆」「五目寿司」「五目ラーメン」など、さまざまな料理に使われるようになり、現代でも広く親しまれています。