今日の児童朝会は、校長室と各教室を結んでオンラインで行いました。

校長講話の内容は、次の通り。
「おはようございます。
　学校やクラスには、いろいろな人がいます。
　みんながよくなっていけるように、協力して生活をするところが学校や学級です。
　ですから、自分だけがよいという考えではなく、みんなのためを考えて行動することが大切です。
　あるところに、あまり人気のない温泉街がありました。
　それぞれの旅館が、自分のところにお客さんを呼びたくて勝手に看板を立てるので、いい景色が台無しになり、ますますお客が来ませんでした。
　そんな中、この温泉街で１軒だけお客さんがたくさん来ていた旅館の主人が、自分のやり方を全部教えるから、競争をやめて町を盛り上げようと呼びかけました。
　その結果、その温泉街の旅館全部が、数か月先まで予約でいっぱいになったのだそうです。
　クラスで何かをするときや、学級の係活動や学校の委員会活動などで何かをしようとするときも同じです。
　自分は何をするか、自分はどうするかと考えるときに、「みんなのためになること」を考えてみるとよいのではないでしょうか。

　さて、話は変わりますが、今週の木曜日からプールでの学習が始まります。
　プール学習で大切なことは、「安全」を第一に考えてほしいということです。
　プールでは、毎年のようにどこかで大きな事故や怪我が起こっています。
　まずは、余計なおしゃべりをしないで、先生の指示をよく聞くこと。
　プール学習の約束やきまりをしっかり守ること。
　そして、プールの中やプールサイドでは、絶対にふざけないこと。
　このことをしっかり守って、安全なプール学習にしてください。
　これでお話を終わります。」