全校朝会 校長先生のお話
- 公開日
- 2019/11/05
- 更新日
- 2019/11/05
お知らせ
来年は東京でオリンピックがありますが、そのオリンピックから新しく取り入れられる種目がいくつかあります。たとえば、空手、スポーツクライミング、サーフィン、スケートボードなどです。
先日、『東京オリンピックには間に合わなかったが、将来のオリンピックでは正式種目になるかもしれない日本発祥のスポーツがある』という新聞記事を目にしました。それが「スポGOMI」です。どんなスポーツか想像つきますか? これは決められたエリアをチームで歩き回り、60分間に拾ったごみの量を競うゴミ拾いのスポーツです。11年前からはじまってこれまで全国で883回開かれたそうです。
先々週の土曜授業で、これとよく似たことに4年生の人が参加してくれました。地域の女性部のみなさんと協力し、4つのグループに分かれて校区のゴミを拾ってくれましたね。
どんなごみがありましたか?4年生の人、教えてください。
「吸い殻・空き缶・食べかけのケーキ・ふとん・ペットボトル…」
全部でゴミ袋10袋分ほど集まったそうです。すごい量ですね。
ゴミ拾いをしてどんな感想をもちましたか?これも4年生の人に尋ねてみます。「気持ちよかった!」
ありがとう、一発でいい返事が返ってきました。ゴミはそこにあるだけではただのゴミですが、拾ってもらえるとゴミは福になります。だから、ゴミ拾いをしてくれた人は福を拾い、幸福になれます。反対に捨てた人は福を捨てたのと同じなので、不幸になります。
神津小学校には、まだ教室の窓から外へ物を投げすてている人がいます。校長先生は朝、そのごみを拾うのですが、その人のことを考えると涙がでそうな気持になってしまいます。