学校日記

いじめ(いのち)について考える日

公開日
2023/05/08
更新日
2023/05/08

学校日記

 今日の児童朝会を少し延長して「いじめ」「いのち」について子どもたちに話しました。

『私たちは、目で見る、耳で聞く、鼻でにおう、舌で味わう、そして肌で感じることができます。そしてもう一つ、感じることができる場所があります。そう“心”です。“心”でもぬくもりや痛みを感じます。見えませんが、みなさんにも、校長先生にも心があります。見えないですが、心は傷つくことがあります。
例えば、「死ね」などの悪口、「たたく」などの暴力。「ものを隠す」などのいやがらせ。失敗を「笑う」などのからかい。しゃべるのをやめるなどの無視。
このようなことで、人の心には矢がぐさっと刺さります。このようにいじめの矢が刺さっている友だちがまわりにいませんか?刺さっているのが見えているのに、見ないふりをしている人はいませんか?

校長先生が目指す学校は、三津屋小学校をみんなが気持ちよく過ごせる学校にすることです。“みんなが”気持ちよくです。あなただけが気持ちよくではありません。あなたとあなたの仲の良い友だちだけが気持ちよくではありません。あなたもあなたの仲の良い友だちもちがう学年の人も先生たちも校長先生も気持ちよく過ごせる学校にしたいのです。
そのためにできることは何か。一人一人がよく考えてほしいと思っています。そうすれば必ず三津屋小学校はみんなが気持ちよく過ごせる学校になるはずです』

 各学級でも今日、または今週のどこかの時間で、いろいろな取り組みを行う予定です。ご家庭でも「いじめ」や「いのち」について保護者のみなさんが考える思いをお子さんに伝えていただけたらありがたいです。
 子どもたちはまだまだ未熟です。失敗もします。だからこそ、我々大人が、自分がしていることが果たして正しいことなのか、立ち止まって振り返ることができるように気づかせていきたいと思っています。今後も学校とご家庭で連携をとりながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。