学校日記

あれから30年…

公開日
2025/01/15
更新日
2025/01/15

学校日記

(写真下:伊丹市ホームページより)

 2時間目に地震と津波の避難訓練を実施しました。地震が収まるまで頭を隠し、外に避難。津波が来る恐れがあるため、3階以上へ避難をしました。担任からの指導もあり、全員が真剣に素早く行動できていました。

 阪神淡路大震災から30年。私は兵庫県伊丹市で被災しました。毎年1月17日になると今もあの時の記憶が昨日のことのように思い出されます。怖くなります。先日もテレビで大震災の映像が流れてきて、忘れかけていた細かい記憶も鮮明に思い出して辛くなってしまいました。
 でも、その記憶は忘れてはいけないし、その当時まだ生まれていなかった世代に繋げていくことが大切だとも思っています。
 私だけではなく、あの大震災を経験した誰もが、いろいろな思いを抱えて生きていることだと思います。30年も経ちましたから、保護者の方や私たち教職員の中にも生まれていなかったり、まだ幼かった方も多くなってきています。経験した話だけではなく、知っていること、聞いたことを子どもに伝えることは、子どもたちにとってもとても大事なことだと考えています。できましたら保護者のみなさんも、お子さんにお話をしていただけたらと思います。そして、地震が起こったときにどうすればいいのか、一人のときはどうすればいいのか、もし家族が離れ離れになったらどこに集まるのか、ご家庭でも必ず伝えてあげてください。よろしくお願いします。