終業式講話「天国のうどんと地獄のうどん」
- 公開日
- 2015/12/25
- 更新日
- 2015/12/25
お知らせ
本日の終業式でこんな話をしました。
ある言い伝えです。
天国や地獄の世界では、うどんの鉢が大きく、お箸もとても長いそうです。
地獄ではこんな光景があります。自分でうどんを我先にと食べようとするのですが、お箸が長すぎてなかなかうまく食べることができません。結局食べることができないまま、おなかをすかして疲れきってしまいます。
一方天国では…
長いお箸を使って、その向かいにいる相手に食べさせてあげています。その相手はとても喜んでいます。そしてそのあとどうなるでしょう。その相手が自分に食べさせてくれるのです。相手を思いやる気持ちがあったからこそ、自分もうどんを食べることができたのです。
ご飯を食べるとき、年越しそばを食べるときに、この話を思い出してください。そして相手を大切にする心・友だちを大切にする心・みんなを大切にする心をもった大人に育ってほしいと思います。