相手の立場を考える 〜 2学期始業式 校長講話
- 公開日
- 2016/08/30
- 更新日
- 2016/08/30
お知らせ
リオオリンピックで、日本からたくさんのメダリストが誕生しましたね。
陸上では、400mリレーで銀メダルをとることができました。さて、この銀メダル。実は、とてもすごいことなんです。日本人で100mを9秒台で走ることができる選手は一人もいませんでした。それでもメダルをとることができたのです。その秘密は…。
銀メダルをとれた理由の一つに、「バトンを渡す技術を磨いたこと」があると言われています。これは、一人で練習することができません。みんなで協力して初めて練習することができるのです。「渡すときにどうすれば早く渡せるか…」を考えることも必要ですが、それよりさらに大切なことが「どうすれば相手がバトンをもらいやすいか」を考えるということです。相手の立場を先に考えるからこそ、自分がどうすればよいかがわかるのです。
2学期には大きな行事「運動会」が控えています。この運動会は、みんなで協力する場面がたくさんあります。みなさんもぜひ、日本代表選手のように「相手の立場を考えてから、自分のやるべきことを考える」ことを意識してほしいと思います。
「みんなを大切にする心」をもって、2学期もがんばりましょう!