学校日記

6年生 社会見学【文楽鑑賞教室】

公開日
2018/06/20
更新日
2018/06/20

お知らせ

 6月15日(金)、国立文楽劇場へ社会見学に行きました。
 「文楽鑑賞教室」では、華やかな舞踏劇「二人三番叟」、明智光秀の謀叛を扱った時代物の名作「絵本太功記」を鑑賞しました。
 人形がしなやかに動いているのを見て、子どもたちは「まるで人形が生きているみたい!」と感嘆の声をあげていました。
 解説「文楽へようこそ」では、太夫と三味線、人形の解説を受けました。太夫と三味線は音量やテンポ、音の高低を工夫する「語りわけ」「弾きわけ」をすることで色々な役柄や人物の様々な気持ちを表せることを知りました。また、3人で1体の人形を操っているので、人形を生きているように動かすためには3人の遣い手が呼吸を合わせることがとても大切だということを知りました。「足遣い」「左遣い」をそれぞれ10年以上経験してからようやく「主遣い」になれることを知り、その年月の長さに子どもたちはとても驚いていました。
 昼食は、大阪市立高津小学校の講堂をお借りして食べました。天気があまり良くない中でしたが、安心してお弁当を食べることができました。
 大阪で生まれ、大阪の人たちが大切に育んできた芸能である「文楽」の魅力を十分に味わうことができた一日となりました。