ニャーゴ(2年国語) (9月3日)
- 公開日
- 2020/09/03
- 更新日
- 2020/09/03
お知らせ
2年生の国語は「ニャーゴ」というお話の学習に入りました。
主人公は3匹の子ねずみです。
まだ小さい3匹は、天敵であるねこの恐ろしさを知りません。
先生の注意を聞かずに遊びに出かけたその時、目の前に大きなねこが
「ニャーゴ」
と現れました!
子ねずみの危機!と思いきや、恐れを知らない3匹は桃狩りに一緒に行こうとねこを誘います。
ねこは桃を食べた後、
「ニャーゴ!」
と叫び、子ねずみに襲い掛かろうとします。
ところが次の瞬間、子ねずみたちも
「ニャーゴ」
と元気よく返事をします。
3匹はどうやら「ニャーゴ」が「こんにちは」とか「さようなら」の挨拶だと思ったようで、お別れのしるしに自分たちの兄弟にあげる予定だった大切な桃をねこにプレゼントします。ねこに子どもが4匹いることを知って…。
そして、
「おじさあん、また行こうね」
「やくそくだよう」
「きっとだよう」
と次の約束までしてしまいます。
ねこは桃を大事そうに抱えたまま、
「ニャーゴ」
と小さな声で答えました…。
無邪気な子ねずみたちと戸惑うネコの心温まるお話です。
「ニャーゴ」を書いた宮西達也さんの代表作に
「おまえ うまそうだな」
というお話があります。
横暴で自分勝手なティラノザウルスが、無邪気な赤ちゃん恐竜に出会い、愛情が芽生えるお話です。
「ニャーゴ」と通じるところがありますね。