不審者対応の避難訓練を実施しました
- 公開日
- 2015/02/05
- 更新日
- 2015/02/05
豊里トピックス
「開かれた学校」をめざし、
学習内容の公開だけではなく、施設の高いブロックが取り除かれ、低いフェンスに取り換えることが、教育の大きな流れでした。(本校は現在の正門が通用門だったため改修工事が行われていませんが、旧の正門側は低いフェンスです。)
語られる機会が少ないために、
人々の記憶が薄れ始めていますが、そんな時に忘れてはいけない痛ましい事件が起こりました。それが、『大阪教育大学付属池田小学校児童殺傷事件』です。
事件は、今から16年前、突然刃物を持った男が小学校に侵入し、教師を含む児童8名を殺傷、15名に深い傷を負わせるというものでした。
この事件は、当時の教育に携わる者には衝撃的でした。
「開かれた学校」づくりと不審者侵入対応。
この二つの大きな課題をいきなり突きつけられたのです。
児童生徒がいるときの門の施錠や、
学校に完備されている正門の「インターフォン」や「ビデオカメラ」、「さすまた」、保護者の方々に配布している「入校証」、各教室をつなぐ「インターフォンや電話」も、この事件をきっかけに配備が進んだ結果です。
●今日の2時間目に、
「 不審者対応の避難訓練」を実施しました。
子ども達には、なかなか実感のわきにくい訓練かもしれません。
しかし、あってはならない万が一の事態に対応するために、教職員が一丸となって、子ども達の安全を確保する取り組みを続けていきたいと思います。
●3枚目の写真
不審者の侵入を知らせる放送があれば、すぐに教室の電気を消し、机の下に身を隠します。(見えにくいですが窓際によって児童が隠れています)
扉は、机やいすでバリケード。
次の避難指示(犯人確保の後)で、運動場に集合です。
(学校長)