あってはならない事故に備え1 〜着衣水泳〜
- 公開日
- 2015/07/13
- 更新日
- 2015/07/13
豊里トピックス
13日(月)、6年生は『着衣水泳』を行いました。
先ず、服を着た状態で入水、
動きが制限されることはもちろん、プールサイドへの上り下りも容易ではないことを身をもって経験します。
もし、海や川に落ちた時に、やってはならない行動は…
意外かもしれませんが、
×服やくつを脱ぐ。—「くつ」には思った以上の大きな浮力があります
×あわてて声を出したり、手を振って助けを求める。
×岸に向かって泳ぐ。
などがあげられます。
恐怖で正確な判断が失われがちですが、『浮き続け、助けを待つこと』が一番大切です。
何もなければ、シャツを膨らませるだけで、かなりの浮力が生まれるし、大の字になっただけの「背浮き」は誰にでもできる対応方法です。小さい子どもなら、ペットボトル1本あれば「ラッコ浮き」で十分に浮いていることができます。
また、友達を助けるために水に飛び込むことは二次被害をおこす可能性があるので、こうした浮力のあるものを投げ入れる、長い棒など差し出すことが効果的です。
こうした知識や経験は、知っているだけで大きな力となります。
自分の命を守るために、いざという時に備えてほしいと思います。
※「くつ」をはいての着衣泳は水質汚染の関係から実施していません。
(学校長)
●1枚目:着衣の状態での動きの確認
2枚目:着衣の状態でのクロールと平泳ぎ
3枚目:着衣の状態での「背浮き」