はや3か月がたとうとしています 〜とよきち〜
- 公開日
- 2015/10/13
- 更新日
- 2015/10/13
豊里トピックス
みんながかわいがっていた「とよきち」が死んでしまって、はや3か月がたとうとしています。
飼育小屋には、たくさんの仲間が増えましたが、やっぱり主役がいないとさびしい思いはぬぐえません。
思い返せば、終業式の前日は台風接近の雨、
放課後、いつも通り小鳥やとよきちの世話で飼育小屋に入りながら、この日私の施錠が十分ではなかったんです。
驚きました。
終業式の日、朝一番に学校に着いた私を、職員室前廊下で待っていたのは「とよきち」。小さな身体で重い鉄の扉を押し開け、抜け出したのでしょう。少しケガをしていました。次の日、ケガを心配して動物病院に連れて行きましたが、ケガは恐らくその時にできた擦過傷。簡単な治療で済み、念のため預けて帰ることにしたのですが、残念ながら…
はっきりとした死因はわかりませんが、
ウサギは環境の変化やストレスに弱いといわれています。
と考えれば、
「とよきち」にとっての環境の変化やストレスを与えたのは「私」です。
しっかりと施錠を確認していれば…の思いが今も心を離れません。
本当に悔いが残っています。みんなにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私自身の責任で、
すぐに新しい仲間の購入も考えましたが、やめました。
「いなくなったから、次の新しい命を…」と簡単に考えるのではなく、みんなの心の中に「とよきち」がいきている限りはその気持ち大切にしたい。その思いをしっかり見極めた上で、次の取り組みを考えていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
(学校長)