「いじめ」ってなに?? Vol5
- 公開日
- 2016/06/28
- 更新日
- 2016/06/30
豊里トピックス
◆学校で、AちゃんがBちゃんの頭をポカリとたたきました。
たたかれたBちゃんは、泣きながら先生のもとに…
AちゃんがBちゃんに手を出したのはこれが初めてです。
本校の先生方に「これはいじめですか?」と聞いたら、
「いじめじゃない。」と答える先生の方が多いだろうと思います。
しかし、これは、本校に限ったことではありません。
全国の教職員の「いじめ」把握が、従来の「社会通念上のいじめ」から脱却できていないんです。
ちなみに、Vol.4で掲載した、鹿児島のいじめ把握件数が32,167件の時、大阪はわずか5,265件でした。
だから、文部科学省から人を招き、管理職への行政説明なんです。
まずは、私たち教職員がしっかりと頭を切り替えなければなりません。
「法律上のいじめ」の考え方がいかに広いかということや、それゆえに
「法律上のいじめ」は学校では日常的に起こるものであり、めずらしい
現象でないことを理解し、共通認識を図ることが急務です。
改めて、保護者のみなさんにお願いです。
今後、いろいろな場面で「いじめの把握件数」が発表されることがある
ると思います。単純そのに数値だけで一喜一憂し、学校やその地域の良
し悪しを判断するのではなく、
●いじめの認知件数が多い
= いじめの初期段階(人を不快にさせる言動)の
把握がしっかりとできている
ととらえていただきますようよろしくお願いいたします。
最後に、文部科学省の平居室長は、
●いじめの定義がこれだけ広義である以上、
いじめはなくならない。いじめのない学校はない。だから「いじめをゼロに」と考えるのではなく「いじめを許さない」ことが必要だと述べられました。
この言葉をしっかりと心に刻み、
教職員一丸となり「いじめ(人を不快にさせる言動)を許さない
学校づくり」に邁進したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
(学校長)