市立中の進学実績21区公表 〜学校選択の参考に〜
- 公開日
- 2016/08/09
- 更新日
- 2016/08/09
豊里トピックス
8月2日(火)、
林間学習から戻ってきた日の新聞に、ちょっと信じられないニュースが掲載されていました。
●大阪市24区の9割近い21区で今夏、
各市立中学校の進学実績を公表することがわかりました。
大阪市では、
24区のうち浪速区を除いた23区で、中学校の学校選択制を導入しており、毎年8〜9月に、各校の沿革や行事を紹介する冊子「学校案内」を進学を控えた児童がいる家庭に配布しています。
今回、読売新聞が、
23区の今夏発行分の対応を調べたところ、うち17区が卒業生の進学した高校、専門学校などの名称と人数を中学校ごとのページなどに掲載することが判明しました。
つまり、以前よく週刊誌に
灘高校 ・・・ 東大○○人、早稲田○○人、慶応○○人…
と掲載されていた進学者一覧です。
北、西淀川など4区は進学先のみを掲載するが人数は記さない、
一方、東淀川、西成の2区は進学実績を公表するかどうかは「未定」としており、公表する区はさらに増える可能性があると結ばれていました。
学校選択制に基づき、
居住する校区と異なる区内の別の中学校への進学を検討する児童や保護者の参考にしてもらう狙いですが、私立の高等学校ならいざ知らず、公立中学校の情報公開としては異例中の異例です。
学校間格差をさらに助長しかねないこの取り組みには賛否両論が出ていますが、保護者のみなさんはどのように感じられますか。
(学校長)