学び続ける先生事業 〜戸津川先生〜
- 公開日
- 2016/09/07
- 更新日
- 2016/09/07
豊里トピックス
より良い授業をめざし「授業力」をつけることを目的に「学び続ける先生事業」が始まりました。
これにより、大阪市のすべての教員は、年に1度、校内での「研究授業」が義務付けられました。
しっかりとした授業案を作成し、管理職を含む複数の教員が授業を見学します。授業が終わった後は、授業に関しての批評・高評です。
●今回は、
2時間目、3年3組(戸津川先生)、国語の授業風景です。
単元は、「自然のかくし絵事典」をつくろう。
トノサマバッタが、体色が緑なら緑の地に、茶色なら茶色の地にと自分の体の色に合わせて住んでいることを読み取り「かくし絵カード」にまとめていきます。
こうした内容は国語の枠を超えておもしろい、大好きです。
先生の説明を聞いていて、
・トノサマバッタは緑と茶色の体色変化をするのか?
・体色変化をしないとしたら、緑の地には緑のバッタ、茶色の地には
茶色のバッタが生まれるのか?
・体色変化をしないとしたら、緑のバッタは緑の地に、茶色のバッタは
茶色の地に移動していくのか?
・保護色の地へ移動するとしたら、バッタは色を識別できるのか?
というような新たな疑問が次々と湧いてきます。(笑)
逆に、子ども達はこうした授業を受けて、
不思議なことへの好奇心、自然科学への興味関心が湧いてこないものなんかなぁ?国語の授業だけで終わってしまうのはもったいないような気がしました。
(学校長)