「土曜授業」に関連して、朝から職員室で『半ドン』論議（笑）


保護者のみなさんの年齢では、
『半ドン』という言葉は初めて聞くかもしれませんが、『半ドン』というのは、午前中に業務や授業が終了して午後が休みの午後半休のことです。

『半ドン』の由来にはいろんな説がありますが、有力なのは
「半」は「半分」の意味、「ドン」は「ドンタク」の省略という説です。
　　　「ドンタク」は、オランダ語で「日曜日」や「休日」を意味し、
　　　「博多どんたく」の「どんたく」の由来でもあります。

　○つまり「半分の休みの日」「半分の日曜日」という意味です。


私が幼いころには、
土曜日は午前中普通に授業が行われており、この日のことを『半ドン』と読んでいました。
　でも、まず１９９２年に、第２土曜日が休みになり、１９９５年には
　第４土曜日も休みに。そして小中学校は２００２年より週５日制が導
　入され、土曜日の授業が廃止、『半ドン』という言葉は、だんだん使
　われなくなりました。

ちなみに、
週休２日制になった時には、すでに教員として勤務していましたが、すごく嬉しかった（笑）反面、土曜の午後のなんとも言えない開放感を味わえなくなり、名残惜しさも感じたものです。



若い先生に聞くと、当然のように、
　『半ドン』という言葉は聞いたことがあるけど使ったことはない・・・

　もはや、「死語」になりゆく言葉ですね。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（学校長）