学校日記

5年生の研究授業1 〜杉浦先生〜

公開日
2017/12/11
更新日
2017/12/11

豊里トピックス

 
各学年ごとに年1回、
学年の代表者(教諭)が校内公開授業を行う授業研究会があります。
これは、1年間の教育活動の総まとめ『紀要』にも掲載する大切な研究授業です。


   ●12月8日(金)の5時間目は
        5年2組 杉浦先生の国語の授業です。


単元は、宮沢賢治の代表作「注文の多い料理店」
 狩りに出かけた2人の紳士が、迷った山中で「料理店」を見つけます。
 でも、とびらとびらに不思議な張り紙。料理の食材が自分達だと気づ
 いた二人は・・・


この作品を通して、
作者が伝えたかったことを考え、最後は新聞にまとめます。本時では、命からがら逃げ出した(くしゃくしゃになった)二人の紳士の顔を作者がどうして元に戻さなかったのかを考えます。

 でも、それをつかむには作者の世界観をしっかりと理解していなければ
 なりません。宮沢賢治が追い求める「まことの幸せ」とは・・・
 廊下には、並行読書を行うためのたくさんの宮沢賢治の作品がならび、
 いくつもの付せんが貼られていました。


全教員が交互に授業を参観し、成果と課題を整理してメモして行きます。
今回は、小学校教育研究会の国語部部長、高殿南小学校の清岡校長先生をお招きし、授業終了後は、多目的室で今日の授業についての討議会を開催しました。


  子ども達にわかりやすい授業を目指し、
         私達教員も日々研修に励んでいます。


                       (学校長)