11/16 理科特別授業 「大地のつくりと変化」
- 公開日
- 2022/11/16
- 更新日
- 2022/11/16
6年生
今日は、淀川区の応用地質株式会社のみなさんが講師として、6年生に授業をしてくださいました。
今ちょうど、地層の学習をしていますが、ゆくゆくは地震について知識を深めていきます。
強い揺れが起こると、「液状化現象」が起こります。どのようなメカニズムで発生するのか、実験装置を使って確かめてみました。
弱い揺れだと、大きな変化はありませんが、強い揺れを起こすとマンホールは浮き上がり、建物は傾いていき、地面は水浸しになってしまいました。
調査によると、大桐地域はこの液状化現象が起きやすい地域だそうです。
そして30年以内に内陸性地震が発生する確率や海溝性地震が発生する確率についても知りました。内陸性地震は2〜3%という数字にみんな安心していました。しかし、阪神大震災の確率は最大で8%、熊本地震に至っては最大で0.9%の確率だったそうです。さて、この数字は低いと安心していられるのでしょうか。海溝性地震は70%とほぼまちがいなくやってきます。いつ地震が起こっても大丈夫なように、避難経路や自分の家の備えについて考えました。
学習が終わってからは、持ってきていただいた岩石や土をじっくり観察したり、自分たちも液状化現象の実験を試したりしていました。
とても充実した学習となりました。各ご家庭に防災マップなどを持ち帰っていますので、ぜひ活用してみてください。
授業をしていただいた応用地質株式会社のみなさん、本当にありがとうございました。