本日、多くの来賓の皆さま、保護者の皆さま、地域の方々にお集まりいただき、子どもたちとともに、創立４０年お祝いの会を行うことができました。

これまでの40年、地域の皆さまに温かく見守られながら、多くの子どもたちがこの学び舎で成長してきました。その歩みの一つひとつは、先生方や保護者の皆さま、地域の方々の支えによって築かれてきた大切な歴史です。

そして何よりうれしいのは、このお祝いの会を、５年生・６年生の子どもたちが自分たちで考え、力を合わせてつくりあげてくれたことです。バースデーソングをつくったり、学校のことを調べてクイズにしたり、ポスターやお礼状をつくったり、飾りつけをしたり、それぞれのグループが工夫をこらして「自分たちらしいお祝いのかたち」を表現してくれました。校歌に３番ができて、それがまた本家に負けないくらいの素晴らしい歌詞なのも感動です。なんと新しいキャラクター「とよみん」まで誕生しました。行事が続いて忙しいなかで、協力しながらやり遂げたその姿に、これまでの40年を大切に思う気持ちと、これからの未来をつくっていこうとする頼もしさを感じました。

本校の子どもたちは、本当にやさしく、思いやりのある子どもたちに育っています。友達を大切にし、下級生にやさしく声をかけ、誰かが困っているときには自然に手を差しのべる——そんな温かい心をもった子どもたちの姿をとても誇らしく、うれしく思っています。

これまで本校を支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝申しあげます。そして、子どもたちがこのやさしさとぬくもりを大切にしながら、次の50年、60年へと新しい歴史を築いていってくれることを願っています。