6年ふれあい教育 戦争体験の話
- 公開日
- 2014/01/15
- 更新日
- 2014/01/15
小学校日記
9日3時間目、6年生は元中学校校長の藤渓達夫先生を迎え、戦争体験の話を聞かせていただきました。
戦後半世紀余りになり、あの呪わしい戦争を体験した人々がしだいに数少なくなってきました。戦争体験が風化し、多くの人たちにとっては歴史の一コマになりつつある今、実体験の話を聞かせていただけるのはとてもありがたく、子どもたちには貴重な時間となりました。
いただいた資料を食い入るように見ている子もあり、とても有意義な時間となりました。
◆◆子どもたちの作文をほんの少しですが紹介します。◆◆
男の人は兵隊として出征して、小学校からいろいろな訓練をさせられたり、辛いことがいっぱいで、戦争がはげしくなってお兄さんが戦死をして本当に本当にかわいそうだなと思いました。しかも、食料がなくてパン一個とかサツマイモ一本だけとか考えると、今、私たちが毎日たくさん食べられている今の生活はとても貴重なんだなあと改めて思いました。疎開に行っている子どもたちはお父さんやお母さんが心配でしょうがなかったと思いました。でも、心に一番残ったのは、兵隊の人たちが国のために戦場に行く勇気がすごいと思いました。戦争の話をしてくださってありがとうございました。
(さやか)
私は藤渓先生が戦争のお話をしてくれるまでは、戦争とはおそろしくて悲しいものとは思いもしませんでした。今は人どうしの殺し合いは当たり前のようにありませんが、昔は殺すのが常識という考えは、私には理解できません。あと、子どもが親から離れないといけない。衣服が決まっている。一日に食べられる食べ物の量が限られている。そのようなことがあったんだと思うと、今の時代に生まれてよかったなと思います。だから、命と食べ物を大事にしようとも思います。
(さら)