7月4日(月) 全校朝会
- 公開日
- 2016/07/04
- 更新日
- 2016/07/06
お知らせ
校長講話(要旨)「織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)」
7月に入りました。
今週の7日には「七夕」があります。
皆さんもよく知っている「織姫と彦星」のお話ですが、では、どうして二人は一年に一回だけしか会えないのでしょうか。知っている人もいると思いますがお話したいと思います。
これは、奈良時代に日本に伝わった、中国の古いお話(古事)です。織姫と彦星(牽牛:けんぎゅう)とも言いますが、二人は天の川を挟んで好きになって一緒になりました。
しかし、二人は遊んでばかりいて、仕事をしないので、神様が怒って、二人を引き離してしまい、一年に一度しか会えないようにしてしまったという悲しいお話です。
七夕になると短冊(たんざく)にお願い事を書きますが、お願いするだけでなく、願い事がかなうように努力をすることが大切です。
これからは、毎年「七夕」になるとこのお話を思い出してください。
次に、理科(天文)でいうと、天の川は「銀河」です。彦星はわし座の主星で一等星のアルタイル、牽牛星とも言います。織姫はこと座の主星(中心の星)でベガといいます。
両星とも夏を代表する星で、銀河を挟んで一番光り輝いている二つの星です。