学校日記

11/6(月) 全校朝礼「本物との出会い」

公開日
2017/11/06
更新日
2017/11/08

学校長講話

校長講話(要旨)

 皆さんおはようございます。
 秋も深まってきました。芸術・文化・スポーツの秋です。何にでも興味をもって取り組んでください。
 今日の新聞で、ドイツ文学者の中野京子さんのお話が出ていました。中野さんは北海道の出身で、絵が子どもの頃から大好きでした。しかし、美術館などは周りにないところなので、自宅や学校の図書館で絵画集をよく見ておられたそうです。
 しかし、同じ絵でも本によって色合いやサイズが違っていたそうです。やがて大学進学で東京に出てから、いろいろな美術館へ行き本物の絵を見たことでこれまでの疑問がとけたそうです。「やはり、本物の絵を見ないと迫力は伝わりません。」とお話をされていました。
 本物からは、筆遣いや色など伝わってくる迫力が違うのものです。
 でも、そうそう美術館へ行けるものではありませんので、まずは学校の図書館などの本を見て興味を持つことから始めましょう。そして、機会を見つけて美術館や博物館へ行って本物を見ましょう。より理解が進むと思います。
 絵画に関らず、本物との出会いは心を動かすものです。深江小学校では、先日、音楽の特別授業がありましたね。テューバの重低音、軽快なトランペット、伸縮自在なトロンボーンの音、そして柔らかく美しいホルンの本物の音を聞きましたね。CDなどとは違う音の響きを体験しました。
 また、体育の特別授業では陸上の荒川大輔先生や、水泳の千葉すず先生との出会いで多くのことを学びました。
 深江小学校ではこのような体験学習を大切にしています。本物との出会いを通じて、みなさんが何を感じ、何を学ぶのか?ぞれぞれが感じたこと、学んだことをこれからの財産にしてほしいと思います。