学校日記

1/9(火) 3学期始業式

公開日
2018/01/09
更新日
2018/01/09

学校長講話

校長講話(要旨)「心のキャッチボール」

 みなさん明けましておめでとうございます。
 今日から3学期が始まります。
 朝、登校してくる皆さんと挨拶をしていると、明るく元気いっぱい新学期を迎えられている様子がうかがえました。
 3学期は1学期、2学期と違って一番短い学期になります。しかし、学年のまとめを行う大切な学期です。できなかったことや、もう少し頑張ろうと思ったことにしっかり取り組んでほしいと思います。
 「知らざることを知る。即ち、是知るなり」ということわざがありますが、知らないということを知るということは知ることです。知らないということを知らないことが問題なのです。ですから、皆さんは知らないことを知ろうとすること、また、知らないことを学ぼうとすることが大事です。そのために学校があります。人生には知らないことがいっぱいです。
 
 特に6年生は、小学校生活最後の学期になります。校長先生も君たち6年生とあと残り少しと思うとさみしい気持ちですが、それだけに残された小学校での日々を大切に良い思い出が残るように過ごしましょう。あたりまえですが、1年生から5年生もこの素晴らしい6年生たちを手本にして新学年に上がる準備をしましょう。
 
 さて、2学期の終業式でもお話をしましたが、深江小学校の皆さんは仲間です。友達です。「いじめや差別、暴力」は許しません。「自分がされて嫌なことは人にはしない。」人をからかったり、仲間はずれしたり、いじめや差別をしてはいけません。よく覚えておいてください。
 
 最後に、先日お亡くなりになった校長先生が尊敬する元楽天イーグルス監督の星野仙一さんからお聞きした話をします。星野仙一さんは昭和49年に王、長嶋選手を擁する読売ジャイアンツの10連覇を阻止した中日ドラゴンズのエースピッチャーでもありました。
 少年野球教室でのお話です。ある少年から「どうしたらキャッチボールが上手になりますか?」と質問をされました。星野さんは「キャッチボールは、相手のとりやすいように体の中心に投げることです。相手が投げたボールがそれたら、体を動かして体の中心でとることです。大事なのは心のキャッチボールをすることです。」と答えられました。
 どうでしょう?大切なことは相手を思いやる気持ち、自分勝手にならないように、心を通わせることですね。野球に限らず相手のことを考えて心のキャッチボールをするように心がけましょう。