学校日記

2/5(月) 全校朝礼「オリンピックの話」

公開日
2018/02/05
更新日
2018/02/05

学校長講話

校長講話(要旨)

 おはようございます。
 先週は、3,4年生がトップアスリートの荒川先生の「特別授業」、5年生が「防災サバイバル体験授業」、6年生が「卒業遠足」といろいろな形で多くのことを学びました。これからの学習に活かしてほしいと思います。
 さて、今週はピョンチャンオリンピックが始まります。そこで、みなさんにクイズを出したいと思います。オリンピックのシンボルマークの五輪は何を表しているでしょうか?
次の3つから答えてください。1、世界の人たち 2、世界の5つの大陸 3、世界の国々の旗。
 さあどうでしょうか?答えを言います。このシンボルマークを考えたのはフランスのクーベルタンです。クーベルタンは近代オリンピックを始めた人でもあります。クーベルタンは赤・青・緑・黄・黒と地色の白を加えると、世界の国旗のほとんどが描けるということに気が付いてこのシンボルマークを考えたそうです。よく世界の5つの大陸を表していると言われていますが、それはあとで考えられたお話のようです。
 近代オリンピックを始めるにあたって、クーベルタンはこのように話しています。「オリンピックで重要なことは勝つことではなく、参加することである。」それは、オリンピックを通じて世界の人たちが集い、理解をし合うことで平和な世界をつくることを理想としています。オリンピックでは勝ち負けや、メダルの色にばかり関心を持ちがちですが、そうではなく国や利害を離れて、スポーツを通じてお互いを理解し合い、高め合うことができるかどうかが大切なんだと思います。
 また、クーベルタンはこのようにも話しています。「人生で大切なことは、成功することではなく、努力することである。」みなさんもオリンピックを通じて結果がすべてではなく、夢や目標に向かって努力し続けることが素晴らしいということを考えてみましょう。