校長講話（要旨）「イチローと大谷翔平選手」

　おはようございます。
　今日は、話題のアメリカ大リーグの大谷翔平選手の話をします。
　あのイチローが「世界一の才能」と大谷選手のことを言っていますが、２００８年にイチローが８年連続２００本安打を記録した時に、「１００年の時を超えて伝説の名選手ウイリーキラーと接することができたことが何よりも嬉しい」とコメントしています。
　では、大谷選手はどうでしょうか？大リーグで１００年前の１９１８年に打者で１１本塁打、投手で１３勝を挙げた選手がいます。いわゆる２刀流ですね。「誰だかわかりますか？」一人手が挙がる。「ベーブルース」という伝説の野球選手です。本校の図書館にもベーブルースの本がありましたのでぜひ読んでみてください。
　校長先生はこの２ケタ本塁打、２ケタ勝利よりも、べーブルースの生涯成績に注目しています。打者で７１４本塁打、投手で９４勝を挙げています。現在、大谷選手は大リーグで６本塁打、４勝を挙げていますが、まだまだ大きな山を登らなければなりませんね。ぜひ、頑張って欲しいと願っています。

　そして、校長先生はイチローと大谷選手の共通点を探してみました。そうしたら、こんなことがわかりました。
１．２人とも野球以外にむだなことをしない。悪い遊びをしない。人に流されない。
２．人のことを悪く言った話を聞いたことがない。自分と人を比べたことがない。
３．自慢しない。偉そばらない。

　どうでしょう。皆さんも何でも良いから、何か自分が一生けんめいになれるものを見つけて欲しいと思います。そして、誰かと比べるのではなく、何かに頑張っている自分のことを好きになってほしいと思います。