10/15(月) 全校朝礼「ノーベル生理学賞、本庶(ほんじょ)先生について」
- 公開日
- 2018/10/15
- 更新日
- 2018/10/22
学校長講話
校長講話(要旨)
みなさんおはようございます。
今日は、今月のはじめにノーベル生理学賞を受賞した本庶佑先生のお話をしたいと思います。ガンの治療に人間の免疫力を高めてガンを治療する薬を開発しました。
先生は皆さんと同じ子どもの頃はどんな子どもだったのでしょうか?なんにでも興味を示して、やってっみる子どもだったようです。では、どうして医学の道に進むようになったのでしょうか?それは子どもの頃に読んだ「野口英世」の伝記で、野口先生のように多くの人の役に立ちたいと思ったからだそうです。
学校の図書館にも野口英世の本がありますので、読んでみてください。
本庶先生で日本のノーベル賞受賞者は27人目となりますが、日本で初めて受賞したのは誰だかわかりますか?その答えは本校の玄関にある創立50周年記念碑に書いてあります。ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹先生です。
このお二人の共通点は、失敗を失敗のままに終わらせない、あきらめずにやる続ける心です。10年、20年、それ以上やり続けました。失敗をそのままにすることが失敗です。
終わりに、本庶先生が子どもたちに伝えたい言葉を紹介します。『現在は世の中が変わる時だからこそ、チャンスがあるチャレンジして自分の力を試す子どもが増えてほしい。』と語っておられます。
皆さんも興味を持ったことにチャレンジして、失敗を恐れずにやり続けてほしい。そして、何か人の役に立つ人生を目標にしてほしいと思います。
(写真:朝のあいさつ運動、創立50周年記念碑)