10/22(月) 全校朝礼「深江の誇り」
- 公開日
- 2018/10/22
- 更新日
- 2018/10/23
学校長講話
校長講話(要旨)
おはようございます。
10月9日に3年生が「菅田植え」をしました。深江小学校では3年生になると「菅田植え」をします。翌年の4年生になると7月に「菅田刈り」をして、11月には「菅細工」を作ります。5・6年生はみんな知っていますね。
これは、深江の人たちが今から2千年ほど前に奈良の笠縫むらというところから良い菅を求めてここにやってきたことが始まりだと言われています。当時は今と違って深江は湿地でとても良い菅が生えていたそうです。
深江の菅で作った御菅笠は伊勢神宮にも納められていて、とても大切にされています。2千年前から深江の歴史と文化が現在まで受け継がれているのです。日本中探しても深江のようなところはありません。皆さんもこの歴史と文化を誇りに思って、大切に守り育ててほしいと思います。
このことは「深江のほこり」という本に書かれています。学校の図書館にありますので読んでみてください。
今では見られなくなった深江の菅田ですが、深江歴史資料館の横にありますね。そして、先日には深江小学校の学習園に少しだけですが、地元の方にご協力をいただいて小学校にも菅田が出来ました。これから身近で菅が大きくなっていく様子が観察できます。その様子を観察日記にしても面白いですね。
今日は深江の歴史と文化についてお話をしました。