はっけん!発見!大発見!
- 公開日
- 2014/09/02
- 更新日
- 2015/07/31
校長室から
始業式で、校長先生の夏休みの3つの大発見について、こんな話をしました。
まず、ひとつめ。3年生のI君が、1学期にニンジンを持ってきてくれました。これは、後でお話しするカタツムリのエサです。「校長先生、このニンジンは、植えたらどうなるのかな」「植えてみる?」ちょうど、理科で植物の成長について学んでいたからでしょうか。実は、私は、植えてしばらくすると腐ってしまうかな・・・と思っていましたが、夏休み前にはたくさんの葉が出始め、休み中に花を咲かせました。考えてみれば、ニンジンは種で育てる植物です。
どうなるのかな・・・と疑問を持つ心が大事です。試してみると、まだまだ知らないことがいっぱいですね。
二つ目の不思議は、カタツムリです。夏休み中、少しでも涼しくと思い、家に持ち帰って世話をしました。夜になってあたりが静かになると、ジャリジャリという音が聞こえてきます。カタツムリがエサを食べる音です。いったいどんな口をしているのでしょう。知っている人は教えてください。
そして三つ目。カタツムリは雨が降っていることを知っている、という話です。殻にこもっているカタツムリたちは、雨が降り始めると活発に動きはじめます。野生の力でしょうか。実に面白い生き物です。
始業式が終わると、さっそくI君は図書館から「カタツムリ」の本を探してきてくれました。疑問が好奇心を生み、学びの力につながるといいな。
2学期も発見!発見!大発見!