学校日記

7月8日の全校朝会

公開日
2019/07/08
更新日
2019/07/08

校長歳時記

 7月8日の全校朝会の話

 おはようございます。
 この週末は梅雨の晴れ間で、天気が良かったですが、今は梅雨で雨がよく降ります。
 ところで、なぜ、梅の雨と書いてつゆと読むのでしょうか? 気になりませんか?
 調べてみると、この時期は梅の実が熟す頃であることからという説や、この時期は「毎」日のように雨が降るから毎日の毎に木偏をつけて「梅」という字が当てられたという説。また、この時期は湿度が高くカビが生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、これが同じ音の「梅雨」に転じたという説があるようです。
 梅雨の雨はいやですか? でも、この時期に雨が降らないと、そのあとに来る夏に水が不足して、生活が困ると言うことも昔から何度もあったようです。
 なぜ梅雨があるのかというと、日本の周りにある暖かくて湿気の多い空気をもたらす小笠原気団(北太平洋高気圧とも言います。)と冷たい空気をもたらすオホーツク海気団がこの時期日本列島上空で押し合いへし合いします。その境目にできるのか梅雨前線です。暖かい空気と冷たい空気がぶつかっているところで雲ができ、雨が降るのです。
 最終的には小笠原気団が勝って、日本は暑くてムシムシする空気に覆われます。そして、これで日本に本格的な夏がやってきます。
 さて、今日の天気予報では、来週にも梅雨が明けるという話もありました。今週も暑くなりそうです。熱中症に気をつけて、元気に過ごしましょう。