5日の全校朝会の話

　おはようございます。
　このところ気温が下がってきて、秋が深まってきています。でも、今週はまた、少し気温が上がるようです。上がったり下がったりで、体の調子を整えるのが難しい時期です。十分に睡眠をとって、元気でがんばりましょう。
　さて、今日11月5日は津波防災の日だそうです。東日本大震災があった2011年の６月に制定されました。
　嘉永７年11月5日（1854年12月24日）に安政南海地震が発生し、大津波が発生して、紀伊国広村、今の和歌山県有田郡広川町で、濱口梧陵という人が稲藁に火をつけて、津波の襲来を知らせて村人を避難させたということです。これは後に小泉八雲が「稲むらの火」という物語として発表し、小学校の教科書にも載せられたということです。
　濱口さんはこの後も津波の被害の復興に懸命に取り組んだそうです。興味のある人は調べてみてください。なかなかすごい人ですよ。
　もう一つ、皆さんに関係するお話をしておきます。皆さんのランドセルには防犯ブザーがぶら下がっていることと思いますが、いざというときに使えますか？ 電池は十分ですか？ できたら一度お家で電池の確認をしておいてください。いざというとき皆さんを守ってくれるかもしれない大切な道具です。
　それでは今週もがんばりましょう。