学校日記

10・31全校集会【10月31日】

公開日
2024/11/01
更新日
2024/11/01

学校のできごと

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 ある日、父親とその息子が車で出かけました。

 しかし、途中で事故にあってしまいました。

 運転していた父親と息子は、別々の病院へ連れていかれました。

 息子が運ばれた病院の手術室で、運び込まれてきた少年を見た外科医はこう言いました。

 「この少年は、私の息子だ」

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 この話はどういうことか考えてみましょう、という投げかけから、今回の全校集会は始まりました。

 ん?
 なんだ??
 どういうこと???

 一生懸命に考える子どもたち。




 「外科医は、お母さんだったのです」

 という人権教育主担の言葉に、子どもたちは、

 「あーーー、そういうことか!」
 「そうやと思ってた!」

 などと返していました。

 「外科医」と聞いたり目にしたりしたとき、とっさに男性を思い浮かべたら、混乱する話です。

 人は、それぞれの今までの経験から思い込んでしまうことがあります。その思い込みが、時に人を傷つけたり、自分の可能性を狭めてしまうことがあります。

 大事なのは、「これって、思い込みじゃない?」と、立ち止まって考えることではないでしょうか。

 子どもたちも、教職員も、自分たちのこととして、考えたり振り返ったりする全校集会となりました。