学校日記

♪きょうの給食 (10.18 もずくと豚ひき肉のジューシー)

公開日
2018/10/18
更新日
2018/10/18

給食・食育

 今日の給食では、2年に1回登場する沖縄の郷土料理「もずくと豚ひき肉のジューシー」をいただきました。

<もずく>
 もずくは、房総以南の静かな海域に生育する海藻で、糸状で細かく枝分かれし30センチメートル程の長さになります。ホンダワラなどの海藻に着生することから「藻に着く」→「もずく」といわれます。1〜3月頃の若いうちに採取され、産地では生でも食べますが、一般的には塩蔵して出荷され、水で戻して使います。
 海藻としては、鉄やカルシウムの含有量は少ないのですが、ぬめりのある食感が好まれ、もずく酢のパックが出回るようになってからよく食べられるようになりました。
 給食で使うもずくは沖縄県産のオキナワモズクの冷凍品で、給食室で流水解凍して使用しています。ジューシーの他、スープやヒラヤーチー(お好み焼きに似た沖縄料理)などに使っています。

<ジューシー>
「ジューシー」とは、沖縄の方言で「炊き込みご飯」や「雑炊」のことをさし、「フーチバ(よもぎ)ジューシー」、「クーブ(昆布)ジューシー」などがあります。給食では、もずくの他に豚挽肉や切りこんぶなどの具を豚骨スープで煮、たきたてのごはんに混ぜています。

<子どもたちの感想>
*見た時は「えぇっ」と思ったけど、食べたらめっちゃおいしい。
*もずくはおばあちゃんの家の食事でよく出てくる。
*家ではすっぱくて小さなカップに入っているものをよく食べる。
*もずくのこんな食べ方は家ではしない。給食ではいろいろな料理があるからすごい。

 さまざまな地方の郷土料理を食べる体験も給食のねらいのひとつです。子どもたちにはこれからも食の巾を広げていって欲しいと思います。