学校日記

「知って、守って、未来の自分」・・・くすりの正しい使い方講座

公開日
2024/09/10
更新日
2024/09/10

学校生活

 6年生は、9月10日(火)の2・3時限目に、学校薬剤師の前田先生にお越しいただき、くすりの正しい使い方と薬物乱用の防止について、実験などを交えて教えていただきました。
 体には、もともと病気やけがを自分で治す力があり、薬は、病気やけがを早く治すために役立つものであることがわりました。
 次に、薬を、ジュースやお茶などでのんでもいいのだろうかと質問がありました。水以外で薬をのむことで、効果がなくなってしまうこともあることがわかりました。実際に、うがい薬に、ビタミンCの飲料を混ぜたり、鉄分を補う薬にお茶を混ぜたりすると、いっきに色が変わってしまいました。
 薬には、主作用と副作用とがあること、自分の薬を他の人にあげたり、医者や薬剤師に相談なく、薬をのむのをやめたりするのもやめてくださいとの話でした。
 最後に、薬物乱用についてです。薬を病気やけがを治すこと以外に使うことは危険であること、薬品や違法薬物を不正に使うことは、乱用になり、絶対にしないでくださいと、薬剤師の先生は話していました。薬物は一度でも使うことで、体に大きなダメージが残るだけでなく、依存という形で将来にわたって体がむしばまれてしまいます。
 中学校、高校、大学、専門学校などに進むにつれて、まわりから、すすめられてしまうことがあるかもしれませんが、きっぱりと断ることが大切ですと教えていただきました。