学校日記

被爆体験伝承講話(4・5・6年)

公開日
2018/11/15
更新日
2018/11/15

学校生活

「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」による派遣事業で、被爆体験伝承者の西村 純幸さんに来ていただきました。
 
 原爆孤児となった方は当時11歳。6年生と同じ年代です。両親とお姉さん2人を原爆で亡くし、一人になったその方がどのように戦後を生き抜いてこられたのか。西村さんはゆっくりと穏やかに、子どもたち一人一人に語りかけるようにお話ししてくださいました。
 講話の最後に「友達を大切に」というメッセージとともに、広島の平和記念公園は、今はきれいな公園になっているけれども、もともと民家があり、原爆によって多くの方が亡くなった場所であること、原爆ドームも平和記念公園も単なる観光地ではなく特別な場所だということを、いつか広島に行くことがあれば思い出してほしい、と伝えてくださいました。
 
【子どもたちの感想】
○戦争のときの人たちのつらさが伝わってきた。
 二度とこんなことがないといいと思った。
○友達や家族を大切にしたい。
○戦争はつらいことばかり。戦争をして何がうれしいのかなと思った。 
○原爆の悲惨さを伝える伝承という仕事の大切さを感じた
○本を読んで少しは知っていたけど、直接お話を聞けてよかった
○今わたしたちが学校に行けたり、家族といっしょにいられることは幸せなことなんだなとあらためて思った。
○戦後の人たちががんばってくれたから今の日本があるということが分かった。



 子どもたち一人一人が平和のことについて考える貴重な機会となりました。西村さん、本当にありがとうございました。