学校日記

カラスの巣について

公開日
2021/05/13
更新日
2021/05/13

お知らせ

 春はカラスにとっても子育ての季節です。
 本校の屋上にも、今年3月末、プール貯水槽の側面に、カラスが巣作りを始めました。 夏のプール指導が始まると、児童にも危険が及ぶ可能性がありますので、何とか巣が完成する前に、除去してしまおうと、約10日間、巣作りを阻止しようと格闘しました。
 というのも、巣が完成し、たまごを産んでしまうと、「鳥獣保護管理法」により、カラスを含めて野生鳥獣は勝手に処分することはできません。
 そこで、何度も巣の除去を試みること10日間、何とか、親鳥はとうとう屋上プールの貯水槽への巣作りをあきらめたのですが・・・

 数週間後、今度は、校内の高い電柱に巣を作り始めたのです。電柱には勝手に登るわけにもいかず、危険も伴いますので、見る見るうちにカラスの巣が完成し、今では、親鳥がたまごを温めているようなのです。こうなってしまうと、人に児童に危害を加えない限り
「鳥獣保護管理法」により、野生鳥獣は許可なく処分することはできません。

 また、大阪市環境局からは、写真のようなポスターも配布されており、今はそっと子育てを見守り、ヒナが無事巣立つことを願うばかりです。