学校日記

今週の校長講話

公開日
2017/07/10
更新日
2017/07/10

学校の様子

 先週、テレビのニュースで何度も聞いた言葉は「九州北部の豪雨」と「ヒアリ」ではないでしょうか。
 材木が町の中で山のように積み上がっている様子がテレビで何度も映し出されていました。山の木が土砂崩れで押し流され、途中、岩や他の木とぶつかって木の皮がはがされて材木に見えているわけです。
 大分県の日田市、この地方はもともと林業が盛んで、しっかりと木を植えられ、頑丈な山々なんですが、信じられないほどの大雨でいたるところで山がくずれました。流れてきた木や大水、土砂で家々を押し流され、これまでに20人以上の人が亡くなられています。
 もう一つは猛毒をもつ「ヒアリ」の話です。外国ではこのアリにかまれて毎年何百人もの人が命を落としているそうです。そのおそろしいアリが日本にも運ばれてきました。
 実はこの二つの出来事に共通することがあります。それは地球の温暖化ということです。地球全体の気温が高くなって、世界中で今回の豪雨のような異常気象を起きています。また、もともと南米のような熱いところにしか住めないヒアリが、気温の上昇でこれまで繁殖しなかったところでも生きていけるようになりました。
 地球の温暖化は、二酸化炭素が増え、地球が温室のように熱を蓄えるようになったからだと言われています。二酸化炭素を増やさないためには、無駄なエネルギーを使わないことです。
 みなさんにできることは、電気やガスの無駄遣いをしないこととごみの分別を意識して生活から出るごみの量を減らすことです。
むずかしい話になりましたが、高学年の人はぜひこの続きを勉強してほしいです。