学校日記

3学期始業式 校長先生のお話し

公開日
2018/01/09
更新日
2018/01/09

学校の様子

校長先生のお話です。
「あけましておめでとうございます。
ひさしぶりです。みなさん、けがや病気はなかったですか?
さて、休みの間、時間があったので録画していたテレビ番組をたくさん見ました。
番組によっては結構勉強になることがありました。今日はその中でふたつみんなに紹介しようと思います。
NHKで「奇跡のレッスン」といって、スポーツなどの一流の指導者が中学生や高校生、若い人たちに特別コーチする番組があります。今回は、前のラグビーオールジャッパン監督エディさんが片言の日本語を使って東京の高校のラグビー部をコーチしていました。
エディさんは相手が選手のいいところも見逃さずどんどん褒めていきますが、悪いところをズバッズバッと指摘します。選手たちにはもっと仲間同士声をかけあうように教えるんです。「声を出せば元気がでてくる。声は心のエナジーエネルギーだ。」と教えていました。
日本では、昔からおしゃべりはあまり好まれないものでした。みんなも家や学校で「静かにしなさい」と叱られても、もっとしゃべりなさいとは言われないでしょう。「声は心のエナジーだ。」いい言葉だと思いませんか。みんなも元気のない仲間友だちにはエネルギーを与えられるようどんどん声を掛けていきましょう。
もうひとつは、プロ野球阪神タイガース2軍監督を務め終えた掛布さんの番組です。
掛布さんは、現役時代、阪神タイガースの4番打者でスター選手でしたが、才能だけで野球をやってたわけではないのです。番組の中で、掛布さんは確かこんなふうに言ってました。「プロ野球には野球のうまい人がいっぱいいる。でも、地味で苦しい練習を毎日続けられる人は少ない。それができる人が本当に活躍できる選手だ。」と。
掛布さんも自分に厳しい練習を課してやっと一流になったのです。そして、2軍の監督となり、つらい練習を、努力を続けることの大切さを若い選手に伝えていました。
今日話したことは、小学生のみなさんにもわかってもらいたいいいお話だと思います。3学期も勉強、運動に全力で取り組みましょう。」