S先生の月曜講話
- 公開日
- 2018/01/29
- 更新日
- 2018/01/29
学校の様子
ノミという虫を知っていますか。ゴマつぶ位の小さな虫ですが、すごいジャンプ力をもっていて、なんと人の背丈くらいまで跳べる力を持っています。
こんなノミにある実験をした人がいます。それは、ノミを小さいビンに入れてふたをするという実験です。
ビンの中に入れられたノミはジャンプしますが、何度跳んでもふたにぶつかって、高く跳べません。ノミはそのうち思いっきり跳ぶことをやめ、ふたにぶつからないように小さくジャンプするようになるそうです。
さて、そこでビンのふたを外すとどうなるでしょうか。なんとこのノミは、ふたがないのに、自分はもう高く跳べることを忘れてしまったかのように、小さくジャンプすることしかできなくなるのだそうです。
これは虫の話ですが、みなさんにもそういうことはありませんか?みなさんは本当はいろいろな力をもっているのに、「無理。できない。」と、自分の心に自分でふたをしてしまうことはありませんか。やってみてもいないのに、やる前からあきらめてしまうことはありませんか。
この実験には続きがあります。この跳べなくなったノミにあることをすると、再び元通りに跳べるようになるのです。どうするかというと、高く跳べるノミを、ビンの中に一緒に入れてあげるのだそうです。跳べなくなったノミは、この高く跳ぶノミの姿を見て「ボクも高く跳べるんだ。」と思い出したかのように、つられて元通りに跳べるようになるそうです。
先日、先生の学級でこれと似たような出来事がありました。50m走の記録をとったのですが、2回目の計測の時、速い人と一緒に走ることでタイムがぐっと伸びた人がいたのです。また、先週は「なわとび週間」でしたが、はじめは「面倒。寒い。」などと言っていた人も友達と一緒に走ることで、ものすごくがんばれた人がたくさんいました。
今の学年もあと2か月ですが、みんなはいつでも成長できます。それに学校は、一緒に頑張れる仲間がいます。ぜひ、心のふたをいつも開けて、いろんなことにチャレンジしましょう。