学校日記

校長先生の講話

公開日
2018/05/01
更新日
2018/05/01

学校の様子

 今年は春の訪れが早く、桜の花は4月の入学式を待たずに散ってしまいました。桜のつぎは職員室前の藤の花です。これもいつもより早く咲いてもうほとんど花はついていません。
 今、学校できれいに咲いている花はなんでしょうか?学校の玄関の右左には紅白のつつじがきれい咲いています。他にもまだありますよ。
 玄関右側、今話したツツジの奥、ちょうど職員室の裏側にはいろんな花が咲いています。
 まず、黄色の花、カタビラ、イヌナズナ、ノゲシ、キンポウゲ
 ピンクの花は、アカバナユウゲショウ タチツボスミレ
 白い花はハルジオンかヒメジオンでしょう。今、いっぱい咲いています。まるでお花畑のようです。
 このハルジオン、ヒメジオン、名前が似ているだけあって、そっくりなんです。どっちがどっちかわかりにくいので、その見分け方を図書館の植物図鑑で調べてみました。
 そこにはハルジオンの茎の中は空っぽで、ヒメジオンの茎の中は詰まっていると書いてありました。さっそく、実際にハサミで切ってみました。学校の草の茎はからっぽでハルジオンだということがわかりました。一つ賢くなったようないい気分になりました。
よく「名もない草花」とか「雑草」とか言いますが、名もないなんて命に対して失礼です。ちゃんと一つ一つ名前があります。私たちが名前を知らないだけなんですね。
 わたしは、だれの世話にもならず、自分の力で芽をだし、花を咲かせる野草が大好きです。
 3年生の理科で春や夏の野草を勉強するはずですが、他の学年の皆さんもすこし興味をもって観察してもらえたらなと思い、管理作業員さんに刈らずに残してもらっています。