鶴見区 学校図書館部 「味見読書」の公開授業がありました!
- 公開日
- 2025/11/12
- 更新日
- 2025/11/12
学校日記
本校は、鶴見区12校の小学校でただ1校だけ「主幹学校司書」の先生が常駐しています。その甲斐もあって、火曜から金曜は毎日図書館が開館しており、子どもたちは毎日のように訪れることができます。本当にありがたいことです。
主幹学校司書の先生が配属されてからのここ数年、貸出冊数も年々増加し、子どもたちからは「読書が好き」や「図書館に行くのが好き」という声をよく聞きます。
そのような環境の中、本日は4年1組の教室で、「味見読書」の公開授業がありました。
鶴見区内の先生方のみならず、中央図書館からもご来校頂きました。
内容としては、国語科の単元「一つの花」を終えて、戦争に関する本を味見読書で読んでみようというものでした。
「味見読書」とは、食べ物や料理を味見するように、本も少しずつ読んで味見してみること。普段自分では手に取らないような本に触れることを目的とし、テーマに沿った複数の本を決められた短い時間、グループで順番に回し読みしてもらう。様々な本に触れることで、自分自身の興味関心を広げたり、新しい本に出会うきっかけを作る。というものです。
読書の時間、子どもたちに「読んどき〜」というのは家でも学校でも簡単なことですが、まずは読み聞かせを通しての親子や先生と児童の対話が大切ですね。「このお話を簡単にまとめるとどんなお話?」「なんで○○はこうなったんだろうね?」など、答えは子どもの数だけあると思います。それを否定せず、受け止め、うなずき、「そんな風に思ったんだね」と伝えることから始めてみませんか?
自分から「読書したい!」と思える環境は、学校や家庭から生まれます。この「味見読書」を参考に、他の学校でも家庭でもぜひ試されてはいかがでしょうか・・・。