学校日記

全校朝会

公開日
2020/07/06
更新日
2020/07/06

学校日記

今日の全校朝会は、雨天のため放送による朝会でした。
校長先生から「いじめについて考える日」のお話があり、そのあと各クラスで様々な取り組みを行いました。
学年集会や道徳などの教材を使い、子どもたちはいじめについて考えました。
また、あわせて「いじめアンケート」も実施しました。

【校長先生のお話「いじめについて考える日」】 
廊下を走ってはいけないのはどうしてでしょうか。
「廊下を走ると先生に注意されるから。」ではないですね。
「廊下を走ると危ないから。」、「廊下を走るとほかの人に迷惑だから。」
このように、してはいけないことには、必ず理由があります。
人の悪口を言ったり、人を傷つけたりすることはいけません。
これはどうしてでしょうか。
それは、その人がとても悲しく、つらい気持ちになってしまうからです。
世界中のすべての人は、豊かで幸せにくらす権利をもっています。
これを「人権」と言います。
人の悪口を言ったり、傷つけたり、暴力をふるったり、いじめたりすることは、この人権をこわしてしまうことになるのです。
だから、絶対にしてはいけないことです。
みんなの人権が守られると、みんなが幸せな気持ちで生活することができます。
横堤小学校のみんなが、友だちと仲よくして、楽しく生活するにはどうすればよいでしょうか。
みんなに気をつけてもらいたいのは、言葉づかいです。

ここで、北原白秋の『ひとつのことば』という詩を紹介します。

 ひとつのことばで けんかして
 ひとつのことばで なかなおり
 ひとつのことばで 頭が下がり
 ひとつのことばで 心が痛む
 ひとつのことばで 楽しく笑い
 ひとつのことばで 泣かされる
 ひとつのことばは それぞれに
 ひとつのこころを 持っている
 きれいなことばは きれいな心
 やさしいことばは やさしい心
 ひとつのことばを 大切に
 ひとつのことばを 美しく

どんな言葉が悲しい気持ちにさせるのか、どんな言葉が嬉しくさせてくれるのでしょうか。
「うざい」「きもっ」「死ね」「消えろ」そんな言葉が世の中からなくなればよいと思います。
ほめ言葉の3S「すごい」「さすが」「すばらしい」。
さらに「だいじょうぶ?」「よかったね」「お先にどうぞ」「ありがとう」「どういたしまして」などの「ふわふわ言葉」や「あったか言葉」が満ちあふれる学校にしましょう。
いじめは絶対に許しません‼ 
乱暴な言い方や態度をなくし、いじめがない学校、みんなが「元気で 仲よく 大すき 横堤小」と言える学校にしていきましょう。