星に願いを
- 公開日
- 2020/07/07
- 更新日
- 2020/07/07
学校日記
今日は七夕です。
子どもたちは、短冊に願い事を書きました。
七夕は「星祭り」とも呼ばれ、旧暦(太陰太陽暦)の7月7日に行われてきました。
七夕の由来といえば、「おり姫とひこ星」の伝説が有名です。
【おり姫とひこ星】
天の神様には「おり姫」という娘がいました。おり姫は、毎日毎日、械おり機の前に座って、美しい布をおっていました。
神様は毎日熱心に仕事をする娘が自慢でしたが、お化粧をしたり、着飾ったりしない娘のことが少し心配になり、娘にピッタリの結婚相手を探すことにしました。
神様が地上の若者を探していると、一生懸命、牛の世話をする一人の若者がいました。「ひこ星」です。二人は結婚すると、とても仲良く暮らしました。
ところが、しばらくすると二人は仕事をしないで遊んで暮らすようになってしまいました。おり姫が機おりをしないため、天の服は足りなくなり、ひこ星が牛の世話をしないため、牛たちはやせてしまいました。
神様が注意しても、二人は言うことを聞きません。怒った神様はとうとう、おり姫を天の川の西側に、ひこ星を東側に引き離してしまいました。
離れ離れになった二人は悲しむばかり。これには神様も困ってしまい、二人に「毎日、いっしょうけんめい仕事をするなら、年に一度、7月7日だけ会わせてあげる」と約束しました。
こうして二人はまたいっしょうけんめい仕事をするようになり、毎年7月7日の夜だけ、会うことができるようになりました。