6年生でキャリア教育をしました
- 公開日
- 2014/06/27
- 更新日
- 2014/06/27
お知らせ
6月27日(金)6年生でキャリア教育をしました。
校区にある会社の「荒川化学工業」から研究者の方が来てくださって、6年生の子どもたちに実験を通して、化学のおもしろさと仕事のやりがい等について伝えてくださいました。
実験では、子どもたちがグループに分かれて、薬品を塗った部分と塗らなかった部分のある「ろ紙」をドライヤーで乾かし、ネームペンで字を書いてみました。すると薬品を塗らなかった部分は字がにじむのに、塗った部分は字がにじまないのでみんな驚きました。さらに実験は続き、最後にこの薬品は「サイズ剤」というものですと教えてもらいました。
説明の部分では、こうした薬品はノート等を作るときに使われ、みんなのふだんの生活に役立っていること。また、研究者の人たちは何度も失敗を繰り返しながらも、実験に成功してそれが多くの人の役に立つことを仕事のやりがいと感じていることなどを話してくださいました。
授業後の感想では「実験の結果と薬品のはたらきにびっくりしました。」「研究して作られた薬品が、ノートだけでなく、パソコンやスマートフォンにも役立っていると聞いてすごいなと思いました。」「一つの物を作るのにも大変な苦労と努力と喜びがあることがわかりました。」等と多くの人が書いていました。
荒川化学工業の方々には、事前準備から授業までお忙しい中をお世話になり、本当にありがとうございました。6年生にとって有意義なキャリア教育になったと思います。