始業式の校長講話の内容は、次のとおり。
「今日から新しい学年が始まります。
　どんな１年間になるかな、とワクワク、ドキドキしているのではないでしょうか。
　みなさんにとって、焼野小学校は『すきな学校』でしょうか。
　たくさんの人が『うん』とうなずいていますね。
　うれしいことです。
　先生も焼野小学校が大好きです。
　『すきな学校』に『て』を加えると『すてきな学校』になります。
　今年は、みなさんが好きな焼野小学校に『手を加えて』、さらにバージョンアップして、『すてきな学校』にしていきましょう。
　皆さんが『すてきな学校』だと感じるのは、どんなときでしょうか。
　元気な『おはよう』のあいさつがあちらこちらから聞こえてくる学校。
　靴箱のくつがきちんとそろえられている学校。
　ぞうきんや掃除道具がきちんとならべている学校。
　ロッカーには、かばんや荷物がきちんとそろっている学校。
　トイレのスリッパが、次に履く人のためにきちんとそろえられている学校。
　こんな学校や学級だと、人の気持ちは落ち着き、穏やかになります。
　また、授業中は、みんなが勉強をがんばっている学級。
　たくさんの人が手をあげている学級。
　みんなが協力してそうじを進んでがんばっている学級。
　他の人ががんばっていると、自分もがんばらないと、という気持ちになります。
　そして、学級にわからないことで因っている人がいると『どうしたの』『私も一緒に考えようか』などと『教え合い』『助け合い』が自然とできると、学習する楽しさがアップします。
　相手のことを考え、寄り添い、一緒に成長していくことを喜べる友だちがいる学級。
　そんな学級や学校が『すてきな学級』になります。
　こんな素敵な学校をつくり出すのは、焼野小学校で生活している364人です。
　あなたは、『すてきな学級や学校』にするために、どんなことを実行していきますか。
　校長先生も、焼野小学校が『すてきな学校』になるようにいろいろなことを考えて、どんどんやっていきたいと思っています。
　今年１年で、焼野小学校の子どもたちと、教職員の一人一人の力で、焼野小学校をさらに『すてきな学校』にしていきましょう！」