学校日記

3学期始業式 〜1月8日〜

公開日
2025/01/08
更新日
2025/01/09

その他

3学期の始業式は、講堂で行いました。

まず初めに校長から、今日から新しく焼野小学校の仲間になった転入生を紹介しました。
わからないことがあれば教えてあげたり、困ったことがあれば助けてあげたりして仲良くしてほしいです。

校長講話の内容は次の通り。
「新年あけましておめでとうございます。
 令和7年が始まりました。
 今日から三学期です。
 先生は、みんなの元気な笑顔に出会えたことに、うれしく思っています。
 さて、今年は巳年、つまり「へび」ですね。
 皮を脱ぎ捨てて新しい姿に生まれ変わることから、へび年は新しい挑戦の年になると言われています。
 今日は1年のはじめにあたって、みなさんがまずます成長するためにがんばってほしいことをお話します。
 アメリカの大リーグで活躍しているドジャースの大谷翔平選手は、去年、これまで誰も達成することができなかった1年間にホームラン50本、50盗塁を成し遂げました。
 大谷選手は、この「スピード」も「パワー」ももっている、本当にすごい選手ということです。
 大谷選手は、高校生のときから、ピッチャーとしてもバッターとしても超一流でした。
 大谷選手が、高校を卒業してプロになったときは、「プロ野球で、ピッチャーとバッターの両方で活躍することあり得ない」とみんなが思っていました。
 しかし、当時、北海道日本ハムファイターズの監督だった栗山英樹 監督は、「大谷選手をピッチャーとバッターの二刀流で育てる」と大谷選手に伝えました。
 その話がいいなと思った大谷選手は、ファイターズに入団しました。
 そんな大谷選手と栗山監督に、世の中の人たちは、「そんなことできるわけがない」「大谷選手も栗山監督もプロをなめている」、みんながそう思っていました。
 しかし、大谷選手は、そんな「世の中の常識」を見事にひっくり返し、ファイターズでピッチャーとバッターの二刀流で結果を出しました。
 そして、プロ6年目の24歳のときに、アメリカのメジャーリーグに挑戦しました。
 すると、またこんなことを言われました。
 「日本では二刀流で成功したかもしれないけど、世界で最もレベルの高いメジャーリーグでは通用するわけがない・・・。」
 大谷選手は獲得したいけど、二刀流は認められない・・・そんなチームが多い中、大谷選手は、二刀流を認めてくれたエンゼルスというチームに入団しました。
 そして、メジャーリーグでも二刀流で結果を出して、「メジャーリーグの常識」という壁を打ち壊しました。
 大丹選手は、プロだから、メジャーリーグだから「できるわけがない」とか「諦める」といったことを考えず、「やってみなければ分からない」と常にチャレンジする気持ちをもっています。
 もしかすると、みなさんにも「そんなの無理だ」「そんなことできるわけない」と思って、やりもしないのに自分で「無理」と決めつけて、挑戦しなかったということがあるかも知れません。
 でも、大谷選手のように「やってみないとわからない」という気持ちでいろいろなことに挑戦してほしいなと思います。
 初めにお話ししたように、へび年は「新しい挑戦」の年です。
 これからも、みなさんがいろいろなことに挑戦してがんばる姿を楽しみにしています。」

校長講話に続いて、生活指導担当から3学期の学校生活で気を付けることについての話をしました。

最後に、焼野小学校の校歌をみんなで歌い、3学期の始業式をしめくくりました。
講堂中に、子どもたちの元気な声が響きました。